春と秋の2回公開されるということで、春は行きそびれてしまったので今回はじめて訪れました。
嫁さんは前日から持参する弁当を仕込み、庭園公開に余念がありません。とても楽しみにしているのが伺えます。
立川から世田谷の等々力渓谷までの約25km続く河岸段丘を国分寺崖線(通称:ハケ)と呼びます。
崖線は昔の多摩川が削った跡ですから急坂が続く線でもあります。ですから野川に下りたら上らないといけないわけですが、崖線沿いに住んでいるからにはやはり野川沿いに自転車で遡上したいものだ。
はけの森美術館 |
日立中央研究所 |
日立中央研究所 |
日立中央研究所 野川の始まり |
日立中央研究所 野川の始まり |
日立中央研究所 橋から見下ろした風景 |
野川に出て武蔵野公園・はけの森美術館・滄浪泉園と「はけの道」を行きます。新小金井街道の急坂を上がり連雀通りに出て市街地を走行し中央研究所へたどり着きました。
庭園は、正門を入って一面に埋め尽くされた棕櫚や笹、ヤツデの上に架けられた橋を渡り、緩やかに下ったところに池を回遊するようにあります。
廻りは樹木に囲まれてほぼ外界と隔離された状態にあります。一部高層ビルが見えたり時折JR中央線を列車が走る音がするので、その度に外界に引き戻された気になります。
のんびり鑑賞できないほどの人出でしたので、昼飯を食べて人出が引くの待ってからのんびり鑑賞しました。
押切橋 |
都立国分寺公園 |
真姿の池湧水群 |
お鷹のみち |
庭園を鑑賞した後は野川・はけを辿りました。
中央線の南側へ出てすぐ右に折れ野川に下ります。下りる場所がわからず右往左往していると住まわれている方がたまたま出てきて気さくに教えてくれました。自転車を押しながら階段を下り細い野川に架かった押切橋を渡って急坂を上がると都立国分寺公園の前に出ます。さらに南下するともう一つの源流真姿の池湧水群があります。
真姿の池湧水群は崖下の地元農家さんに囲まれた「お鷹の道」の一角にあります。石畳の小路が続き所々で野菜を直売していまいした。
武蔵国分寺跡 |
一通り散策したあとは、私の目的の一つの武蔵国分寺址を訪れました。
NHKのブラタモリでみたエノキの木がある風景がありました。建物の基礎石があるくらいで特に何もありません。でもとても居心地がいいというか懐かしいというか初めての場所なのにそこの雰囲気に違和感なく馴染んでしまう。以前に来たことがあるような郷愁にかられる感じがとても不思議でした。
今思い出すだけでもソワソワした切ないような気持になります。
多摩霊園 |
味の素スタジアム |
その後は東八道路にでて通り道の多磨霊園を南側に突っ切って味の素スタジアムを経由して帰宅しました。
多磨霊園では三島由紀夫の墓を見ていこうと探しましたが見つからず、帰宅して調べてみたら三島さんではなく平岡さんだったと知り少し恥ずかしい気にもなりましたが、元々彼のことはあまりよく知らないのですが、写真や映像で見る彼の目線と切実な感じには魅かれるところはありますので立ち寄ってみただけです。
自分の核心部分を辿ったような休日でした。
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