(画像は、勅使川原三郎オフィシャルサイトより拝借)
「DAH-DAH-SKO-DAH-DAH」
演出・振付・美術・照明:勅使川原三郎
2012.11.23・24・25 東京芸術劇場 プレイハウス
再演ということで私が知る以前のものが目の前で見られるのはとても嬉しいことだ。
フェスティバル/トーキョー2012 で過去の動画が見られる。
本人には以前ほどのキレは無いが、再演できる実力者達が育って今回の公演に至ったのが垣間見られる。
どの公演でも実験的要素はあるものの、削ぎ落とされ洗練されてきた最近の公演では、彼の身一つの時間が多く退屈とも思えそうな部分がある(自分の世界に入ってしまってこちらが取り残されている感という意味で)。個人的には noise と生々しさを欲しているのでこちらとしては不完全燃焼な感がいつもあった。
しかし今回は思う存分満たされた公演となった。感情を好き勝手に揺さぶられ収拾がつかない。自分の感情が自分より先に突っ走る。自分が自分に追いつかない。でもその揺さぶりを許したい。
勅使川原三郎とは何だ?
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