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2013年1月8日火曜日

湯島聖堂 2013.01.06


仕事始めは1月7日だが、初日からバタバタは嫌なので一日早く休日出勤した。
しかし思いのほかFAX・mail はなかったので、午前中で最初の仕事を片付けることができた。
それを見越してカメラを持参していたので、以前から行きたかった湯島聖堂を訪れた。

湯島聖堂を知ったのは昨年たまたま見たテレビ番組。テレビを見た時点でも湯島のどこかにあるのだろう位の認識。

以前から、通勤途中の御茶ノ水駅ホームからこんもりと森のように見えるところが気になっていた。樹冠が大きく自然に整っている感じから、手があまり加えられていない大きな樹だと予想はしていた。何の樹だろうと見るたびに思っていた。(上の写真がその樹)

よくよく調べてみると、「森のように見えるところ」が湯島聖堂だった。

そんなことも調べられないほど昨年は余裕が無かったのかと思うと嫌気がさす。

さて、今日は全体像を把握する程度にしておく。
建物自体はこんなところにこんなのが・・・。という感じでパッと見興味を惹かれるが、見ているうちにそんなでもないと思う。期待が大きかったのかもしれない。関東大震災で消失して再建したものだからかもしれない。重厚的で洗練された印象の割には実はそうではない。深みが無く感じるのは歴史が浅いからだろうか?建物以外を見てみると、入場無料のせいか敷地内は荒れている。手入れが行届いていない。残念なところがありすぎる。

手入れが行届いていないのが功を奏しているのか、杏壇門右の塀の向こうにあるイチョウは自由奔放な体でいい感じ。幹の太さと樹全体の大きさに見合って化け物になっている。剪定されていないイチョウは実にすばらしい。

杏壇門前の階段途中にある白松(たぶんそうだと思う)も実にいい。特に幹肌の模様が良い。私が知っている限り他で見られるのは、外苑の絵画館前。こちらは幹が白っぽい印象で模様が湯島聖堂ほどは無かったと思う。もし白松ならかなり古い樹だろう。

建物と敷地の雰囲気には期待を裏切られたが、樹々が素晴しかった。季節折々に訪れたい場所だ。もちろん樹を見に行く為に・・・。

湯島聖堂については、ホームページがあるので詳細はこちらで → http://www.seido.or.jp/
それと共に、聖橋の由来や太田姫稲荷神社なども調べるとおもしろいと思います。
大成殿


孔子銅像前カイノキ。
右奥のアーチ型は、松住町架動橋。





杏壇門前よりJR御茶ノ水駅。
白丸印は太田姫稲荷神社元宮椋の木。
奥のドーム屋根はニコライ堂。


太田姫稲荷神社元宮 椋の木
聖橋南詰東側